*こんばんは*
昨日は、今朝のブログでご紹介した
『cafe IRWOL』さんでプライベートレッスンをいたしました*
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昨日ご一緒した『katea.』さんは、
私の作品を委託販売させていただいている
『大野城雑貨んか』さんの委託販売仲間の作家様です(*^^*)
巻き玉のアクセサリーなどを作られていらっしゃったのですが、
最近では、刺繍のアクセサリーを作られていて、
一針一針が細かくて、丁寧に作られた素敵な刺繍の
作成途中のピアスやブローチを直接見せていただきました。
刺繍はしたことがないのですが、
根気がとても必要なイメージがあります。
そして、ただ刺繍糸だけを使うのではなく、
素材の違う糸を使ったり、ビーズを取り入れたりすることで、
作品の表現が広がるんだなぁ~と見入ってしまいました。
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そんなkatea.さんから、先週、レッスンの依頼をいただきました。
この刺繍のアクセサリーは、金属フレームをかがっているそうなのですが、
既製品のものではなく、
ご自身でデザインした複雑なモチーフも作品にできるように
ワイヤーの扱いを教わりたいとの内容でした。
刺繍のフレームとしてのワイヤーの扱いとのことで、
刺繍は私にとって未知の世界で、
katea.さんのご希望に添えることができるか分からなかったのですが、
私にできることがあれば、お伝えさせていただきたいと思い、
お会いする日を決めて、
今回のプライベートレッスンが実現したのです。
ワイヤーの種類などを簡単にまとめたものをお渡しして、説明しながら実際にワイヤーに触れてみて、
katea.さんにとって、
また、作ろうとしている作品にとって
一番扱いやすいワイヤーを選びました。
アクセサリーですが、糸でかがっていくのでワイヤーは最終的には糸に隠れてしまうため、
色やアクセサリー専用のワイヤーにこだわらなくても良いとのことで、
デザインしたモチーフをなぞったりするには
やはりアルミワイヤーが一番扱いやすいため、こちらをおススメいたしました。
プレート(板)を使って、ワイヤーを直線に伸ばす『板がけ』は、
ワイヤーがまっすぐになることで、
作品の仕上がりも変わってくることをお伝えしながら実際にやってみると
『なるほど~(*^^*)いつもそのまま使ってました。
こうやってまっすぐになるんですね。』
と、感心していただくお声も*
基本的なワイヤーの扱いをお伝えした後、
いよいよkatea.さんが一番知りたいとおっしゃっていた『なぞり』です。
katea.さんがデザインされた『スノードロップ』。
いきなり、かなり高難度なモチーフをやってみましたが、
短時間で、ポイントとなるコツを掴み、
綺麗ななぞりで、複雑な形のスノードロップができました*
なめらかな曲線が綺麗に仕上がっています。
なぞりの場合、押さえる手が重要で、
なぞりながら押さえる手を少しずつ移動させて・・・
ポイントとなる箇所でしっかりと押さえ、
なめらかな曲線を出すためには、ワイヤーを遠くから曲げて・・・
この角度にワイヤーを曲げるためには、ラジオペンチを立てて・・・
などなど、
実際にやってみることで『こうすればいいんだ(*^^*)』という感覚を得ながら仕上がったので、
私も、katea.さんが、知りたいと思っていたことをお伝えできたことがとても嬉しかったです*
自分にできることが、他の作家様の作品のお手伝いになるなんて、貴重な経験をさせていただきました。
そして、作家としての『こんな作家になりたい』という
katea.さんの思いを教えていただき、
私も勉強になりましたし、刺激にもなりました。
ステップアップのために、
今月&来月はたくさんのイベントに参加しますが、
自分の作りたい作品のことや
自分がどのような作家になりたいのか・・・
そんなことをゆっくりと見つめなおす時間も必要だと感じたので、
12月のイベントが落ち着いたら、今年を振り返ったり来年の抱負も含めて考える時間を持とうと思います。
プライベートレッスンを終えて・・・
ちょうどおやつの時間だったので『あんバタートースト』もいただきました*
\yummy(^^)/
日本ワイヤークラフトアカデミー
Ruban*~Wirecraft~
新田 祥子
(Nitta Shoko)